小児矯正について

小児矯正CASE1(前歯の噛み合わせ)

主訴 前歯の噛み合わせがおかしい
矯正装置 可撤性拡大装置(拡大床)、リンガルアーチ、マルチブラケット装置
初診時年齢 7歳9ヶ月
診断 左側中切歯交叉咬合、叢生を伴う、AngleClass1
抜歯の有無 永久歯非抜歯
来院頻度 4-5週に1回
治療期間 50ヶ月(4年2ヶ月)
費用の目安 30-40万円程度
リスク

・歯に直接装置がつくので、磨きにくくなる

・装置が突然外れることがある

・装置が擦れて唇や頬に口内炎ができることがある

・装置・ワイヤーが唇側につくので目立ってしまう

・歯根吸収を誘発する可能性がある

初診時

小児矯正(Ⅰ期)矯正 動的治療終了時

Before・After

小児矯正CASE2(でこぼこ生えてきた歯)

主訴 永久歯が変なところから生えてきた
矯正装置 可撤性拡大装置(拡大床)、永久歯牽引装置(ナンスのホールディングアーチ) 臼歯部遠心移動装置(GMD)、マルチブラケット装置
初診時年齢 10歳2ヶ月
診断 下顎右側側切歯先天性欠如、 叢生を伴う、AngleClass3傾向
抜歯の有無 永久歯非抜歯
来院頻度 4〜5週間おき
治療期間 42ヶ月(3年6ヶ月)
費用の目安 50~60万円程度
リスク

・歯に直接装置がつくので、磨きにくくなる

・装置が突然外れることがある

・装置が擦れて唇や頬に口内炎ができることがある

・装置・ワイヤーが唇側につくので目立ってしまう

・牽引時、久歯の神経が失活する可能性がある

・牽引時、歯根吸収を誘発する可能性がある

初診時

上顎側切歯(2番)と上顎犬歯(3番)が重なって生えてきてしまっている。さらに犬歯の萌出スペースが無い状態

上顎犬歯牽引中

大臼歯遠心移動中

動的治療終了時

Before・After

小児矯正CASE3(ガタガタしている)

主訴 上の前歯が斜めに生えてる、下の歯がガタガタしている
矯正装置 可撤性拡大装置(拡大床)、マルチブラケット装置
初診時年齢 7歳10ヶ月
診断 叢生を伴うAngleClass1
抜歯の有無 永久歯非抜歯
来院頻度 4-5週に1回
治療期間 38ヶ月(3年2ヶ月))
費用の目安 30-40万円程度
リスク

・歯に直接装置がつくので、磨きにくくなる

・装置が突然外れることがある

・装置が擦れて唇や頬に口内炎ができることがある

・マウスピース装着時間を遵守しないと治療効果が得られない可能性がある

・装置・ワイヤーが唇側につくので目立ってしまう

・歯根吸収を誘発する可能性がある

初診時

小児(Ⅰ期)矯正 動的治療終了時

Before・After

小児矯正CASE4(乳歯が生え替わらない)

今回のケースでは、右上第二小臼歯(5番)が通常とは異なる位置に埋伏しており、第二乳臼歯(E)が交換していない状況でした。矯正中に第二乳臼歯を抜歯し、第二小臼歯を開窓・牽引し、歯列に入れております。

主訴 乳歯が生え替わらない
治療名 ワイヤーによる矯正治療
抜歯の有無 永久歯非抜歯
治療期間 17ヶ月(1年5ヶ月)
治療費用 75万円程度
来院頻度 1ヶ月に1回程度
リスク

・装置が入るため、虫歯になるリスクが上がる

・矯正治療時違和感、咬合痛、知覚過敏症状が一時的に出ることがある

・一時的に顎関節に症状が出ることがある

・補助的に顎間ゴム等を使用することがある

・顎間ゴム等の使用時間を守らないと治療期間が延びることがある

治療前・治療中・治療後

治療前・治療中・治療後