当院では
3次元デジタルによる診断、治療に積極的に取り組んでいます。
・CT(3次元レントゲン撮影)
骨の状態を3次元的に捉えることが可能で、より正確な診査診断を行うことが可能となります。
例えば 顎の骨の中を通る血管や、神経の位置を確認したり、
骨を破壊する病変がどのような形をしているかなど、用途は様々です。
・3Dスキャナー(iTero エレメント5D)
カメラを使い、お口の中の状態を3次元的に記録していくものです。
これにより、従来の印象材(粘土のようなもの)による型取りが不要となり、
コンピューター上に歯や歯茎の状況が3次元的に作ることができます。
専用のソフトを使って、矯正のシュミレーションを行ったり、歯の被せ物を作ることができます。
・3Dプリンター
上記の3次元的記録装置の情報を3次元的に造形する装置です。
3Dスキャナーで読み込んだ口腔内の3次元情報をそのまま具現化するものであり、
それによって、模型上での審査診断を可能にします。
また、CTのデータから歯のみを抽出して、歯の移植のシュミレーションに
使ったり、顎の骨を具現化し、手術時のシュミレーションに用いたり
用途は様々です。
これからの歯科医療界、医学界は3Dデジタルが非常に重要な役割を果たしてきます。先駆けて当院では導入を行なっております。
写真は
3Dスキャナーで読み込んだ口腔内を3Dプリンターで出力したもの(上)
矯正用シュミレーションソフトで理想位置に並べ治した口腔内を出力したもの(下)
従来の印象材では気泡等のイレギュラーがありますが、それがありません。